久しぶりに、日本民藝館へ。

先日、久しぶりに東京・駒場にある日本民藝館へ行ってきました。
以前は気になる企画展があるとよく行っていたのですが、最近はしばらく足が遠のいていました。
今回は、沖縄の染織品の特別展と、染色家・柚木沙弥郎さんの作品が展示されていると知って、久しぶりに行ってみようかなと。
沖縄の染織品を見に。

今回の特別展は「琉球王国の染織 ―尚家関連品と護得久家伝来品」(会期:2026年8月22日―11月3日)。
会場には、沖縄の古い着物や染織品がいろいろと並んでいました。
広間のガラスケース以外は撮影不可でしたが、鮮やかな紅型もあれば、落ち着いた色合いの織物もあって、色も柄も本当にさまざま。

先日の日本橋高島屋の「琉球の民藝展」でも感じましたが、昔の人はこういう柄をどうやって考えたんだろう。そんなことを思いながら見ていると、なかなか面白いんです。
併設展「受贈記念 柚木沙弥郎の仕事」では、日本民藝館に寄贈された染色作品など149点のうち、21点が展示されていました。
沖縄の古い染織品も、柚木さんの作品も、それぞれに面白さがあって、じっくり楽しめました。
もうひとつの楽しみ、柳宗悦の旧邸。
実は今回、もうひとつ見たかった場所があります。
日本民藝館の本館から道路を挟んだ向かいにある、西館(旧柳宗悦邸)です。
ここも以前に何度か見ているのですが、久しぶりに中を見たくなって。
当時の内装がきれいに残されていて、これがまた、結構凝ったつくりなんです。
特に書斎の本棚。これがすごくかっこいい。
玄関のつくりもいいし、靴箱なんかもよく見ると細かいところまで工夫されているんですよね。
木の仕上げや、部材同士の納まりだったり。ぱっと見ただけでは気づかないところにも、ちゃんと手がかかっている。
細かいところまで、いい仕事してるなあ。
家具や内装の仕事をしていると、どうしてもそういうところに目がいきます。
何度見ても、やっぱり勉強になる。
西館の内部は撮影できませんでしたが、日本民藝館の公式サイトで、書斎や食堂などの写真を見ることができます。→ 日本民藝館 西館(旧柳宗悦邸)について
建物の外にも、気になるものが。

建物の外にも、面白いものがいろいろ置いてあります。
例えば、庭にある石造物。
こういう模様って、染め物の柄にもありそうですよね。

外壁に使われている大谷石も、いい感じ。
白い目地との組み合わせや、軒先の木のつくりなんかも、ついつい見惚れてしまいます。

庭には大きな水鉢もあって、まわりを歩くだけでも結構楽しい。
展示以外にも、つい足を止めてしまうものがいろいろありました。
久しぶりに、刺激をもらいに。
昔はよく来ていた日本民藝館ですが、改めて訪れてみると、やっぱりいい場所だなと。
沖縄の染織品も面白かったし、西館の本棚や靴箱など、細かな木の仕事も改めて見ることができました。
こういう場所に来ると、普段の仕事とはまた違った刺激をもらえます。
いいものを見るって、やっぱり大事。
久しぶりの日本民藝館、楽しんできました。

