ひとつの商品を支える、製造と品質管理。

一つの商品が完成するまでには、さまざまな仕事が積み重なっています。
商品を企画し、素材を選び、製造スケジュールを立てる。加工や塗装、組み立てを経て、最後に検品をする。
AMANEでは、こうした一つひとつの工程に関わりながら、商品づくりを進めています。
完成した商品の品質だけでなく、そこに至るまでの過程を把握することも、大切な仕事だと考えています。
製造工程を、自分たちで把握する。

ものづくりの現場には、それぞれ得意な仕事があります。
金属加工が得意な工場。塗装を専門とする工場。木工加工を得意とする職人。
一つの会社に製造をまとめてお願いし、そこから協力工場へ依頼してもらう方法もあります。
ただ、AMANEでは必要に応じて、工程ごとに専門の工場へ直接お願いします。
中心となる製造工場を見つけ、その周辺の加工や塗装などの工場ともつながっていく。実際に現場へ足を運び、顔を合わせながら関係をつくることも大切にしてきました。
こうして製造工程を把握しておくと、何か問題が起きたときにも、どこに原因があるのか確認できます。
例えば、塗装がうまくのらなければ、その前の加工や研磨を見直す必要があるかもしれません。
完成品だけを見ていては分からないことも、工程を知っていれば改善する方法を考えることができます。
小ロットにも対応できる、工場とのつながり。
製造工程を細かく把握していることは、小ロットのものづくりにもつながります。
「今回は、この工程だけ別の工場にお願いしよう」
「少し単価は上がっても、少ない数量でつくれる方法を探そう」
それぞれの工場が得意とする技術や、対応できる数量を知っているからこそ、こうした調整ができます。
工程に応じて製造方法や依頼先を組み合わせ、小ロットでも実現できる方法を探っていきます。
海外での全数検品と、日本での抜き取り検品。
海外で量産する場合、特に大切にしているのが品質管理です。
AMANEでは、海外で製造するOEM商品について、すべての案件で製造工場とは別の検品会社に依頼し、出荷前に全数検品を行っています。
以前は私自身が現地へ行き、直接検品に立ち会っていました。
ただ、コロナ禍で現地へ行くことが難しくなり、検品の体制を見直しました。
現在は現地の検品会社と連携し、オンラインでも確認しながら進めています。
現地で確認したから、それで終わりというわけではありません。
海外で全数を検品し、さらに日本に届いてからも約20%を抜き取り、自分たちの目で再検品しています。

不良を減らすために、できること。
こうした品質管理を重ねることで、現在、お客様への納品後に不良が見つかるケースはほとんどありません。
もちろん、ものづくりなので、問題がまったく起きないとは限りません。
だからこそ、何かあったときに、どの工程に原因があるのかを確認できることが大切です。
品質管理は、完成した商品に傷や不具合がないかを確認するだけではありません。
製造の途中で起きた問題を見つけ、次の製造につなげていくことも、大切な仕事だと考えています。
時間もコストもかかりますが、日本に届いてから問題が見つかっても、簡単につくり直せるわけではありません。
また、商品を販売するお店にとっても、安心してお客様に届けられる品質であることは、とても重要です。
品質を守ることは、商品をつくることと同じくらい大切な仕事だと思っています。
商品が届くまでが、ものづくり。
以前このブログで、AMANEを「汗をかくファブレス企業」だとお伝えしました。
自社工場を持たなくても、製造を人任せにはしない。
ものづくりは、図面を描いて工場へ渡したら終わりではありません。
誰につくってもらうのか。どうつなぐのか。どこで確認するのか。
その一つひとつが、最終的な商品の品質につながっています。
AMANEではこれからも、現場と関わりながら、ひとつの商品がお客様のもとへきちんと届くところまで見届けていきたいと思います。

