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米づくり研修、収穫の準備へ。

#ハーベスター #天日干し #玄米 #稗刈り #米づくり研修 #米作り #籾摺り 

今年から参加している、米づくりの研修。

農薬を使わず、できるだけ昔ながらの方法で米を育てる「自然栽培」を教えてもらいながら、田植えから実際に田んぼに入って取り組んでいます。

8月のブログ「米をつくってみることにした。」では、米づくりを始めたきっかけや田植えの様子を紹介しました。

今回は、その続き。
9月中旬、収穫を前にした田んぼの様子を見ながら、この先の収穫や天日干し、玄米になるまでの工程を教えてもらいました。

田んぼへ行ってみると、稲にはだいぶ実がついています。一見すると黄色く色づいてきたようにも見えますが、近くで見ると、まだ緑色の稲穂もかなり残っている状態。

今年は雨の日が多く、日照不足の影響もあり、生育が遅れているとのこと。収穫の頃には、田んぼ全体がもっと黄金色になるそうです。

収穫して、まずはお日様で干す。

稲を刈ったら、すぐにお米になるわけではありません。

今回の米づくりでは、刈り取った稲を田んぼで天日干しします。晴れの日が続けば、一週間から10日ほどかけて乾かすそう。
基本的には収穫してすぐに干すため、その後に晴天が続きそうな日を見越して収穫日を決めます。

今の農家さんでは、天日干しをせず、機械で乾燥させる方法が一般的。
一方、この研修では、昔ながらの方法で米づくりに取り組んでいるので、収穫後も、お日様の力を借りて乾かします。

「本当かどうかは分からないけれど、天日干ししたお米の方がおいしいとも言われているんですよ」とのこと。実際にどんな味になるのか。それも収穫後の楽しみです。

20年ほど使われていなかった「ハーベスター」。

そして、この日は収穫に向けて使い方を教えてもらったのが「ハーベスター」という機械。 天日干しした稲を入れると、藁ともみに分けてくれます。

今の農家さんでは、ハーベスターではなく「コンバイン」を使うことがほとんど。

コンバインは、稲を刈り入れながら藁ともみに分けるところまでを一度に行う機械です。藁はその場で細かく砕かれて田んぼにまかれ、もみは機械で乾燥させます。
コンバインでは、昔は別々だった作業を、一度にできるようになっているわけです。

今回使うハーベスターは、農家さんが使わなくなってから20年ほど経っていたものを譲り受けたもの。収穫本番に備えて、実際に動かしながら使い方を教えてもらいました。

もみから玄米へ。研修はここまで。

ハーベスターを通した後も、まだ普段食べている白米ではありません。
言葉だけでは少し分かりにくいので、今回教えてもらった米づくりの流れを順番にすると、こんな感じ。

稲
↓ ハーベスターで分ける
藁 + もみ
↓ 籾摺り機でもみ殻を取る
玄米
↓ 精米する
白米

ハーベスターで分けた「もみ」には、まだ外側にもみ殻がついています。それを「籾摺り(もみすり)機」にかけ、もみ殻を取り除いたものが玄米。 今回の米づくり研修は、この玄米にするところまでです。

普段食べている白米にするには、さらに玄米を精米します。街中などに設置されているコイン精米機を使って、食べる分だけ精米する人も意外といるのだとか。
玄米のまま保管した方がお米が空気に触れにくく、長持ちするそうです。

普段何気なく食べている白米も、自分で米づくりをしてみると、そこにたどり着くまでにいくつもの工程があることが分かります。

この日の研修の最後は、「稗刈り」。

収穫の作業について一通り教えてもらった後は、みんなで田んぼへ。
この日の研修の最後は、「稗刈り(ひえかり)」です。

稲の間から、ぴーっと上に出ているのが稗。そのままにしておくと種が田んぼに落ち、また来年の米づくりのときに稗が生えてきてしまいます。そのため、種が落ちる前に、みんなで鎌を使って刈っていきました。稗がなくなると、田んぼもすっきり。
最後にあぜ道の雑草も刈って、この日の研修は終了。

朝9時から始めて、12時前くらいまで。研修に参加しているのは毎回10人くらい。

どうして、こんな研修をするのか。

田植えをして、雑草を取り、収穫の準備をする。
効率だけを考えれば、今は機械を使ってできることがたくさんあります。それでも、昔ながらの方法を教えてもらいながら、自ら田んぼに入って米づくりに取り組んでいます。

普段食べている米が、どうやってできるのか。そこにはどんな手間がかかり、昔はどんな道具を使っていたのか。実際に手を動かしてみると、知識として知るだけでは分からなかったことが、少しずつ見えてきます。

そして次はいよいよ、収穫。
今はまだ緑の残る稲穂が、収穫の頃にはどんな景色になっているのか。楽しみに待ちたいと思います。

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